六甲全山縦走 六甲山上駅→宝塚駅【3/3バージョン】

トレッキング

六甲全山縦走

人生初の山登りは、2024年10月の六甲山でした。

すべてが楽しい!という感想しかないぐらい楽しかった!笑

山の中って見たことのない未知の世界が広がっているんだなって、初めて体験しました。

そんな六甲山、関西に住んでいれば身近なお山といった存在です。

 

六甲山は標高932m、山域は神戸市・芦屋市・西宮市・宝塚市の4都市をまたがります。新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもあり、瀬戸内海や神戸の街を一望できる、自然と都会が共存する魅力的な場所です。
六甲山系で主なコースは40コース程度、小さな枝分かれも含めると100コース以上あるといわれていますが、そんな中でも「六甲全山縦走コース」たるものが存します。
これは神戸市にある須磨浦公園から阪急宝塚駅までの約41.1km(YAMAP参照)の六甲山系の尾根を縦断するロングトレイルコース。
実は2025年1月に須磨浦公園から高取山までの約10kmをすでに歩いています。ので残り2/3。
毎年秋に開催される「KOBE六甲全山縦走大会」では全縦走コースは1日で踏破しますが、個人的には絶対無理。なので、3分割して歩くことにしました。
友達と相談し、今回は六甲山上駅(ケーブルカー)から宝塚駅までの約17kmを頑張ろう!ということに!

はじめての六甲山登山で、無知な私は10年選手のツルツルNIKEスニーカーで行き、何十回も滑って○にかけたので、翌日に登山靴を買いに走りました。笑

 

すばらしい空気と景色

始発のケーブルカーに乗り六甲山上駅に到着。

 

昭和レトロな駅の改札を通りぬけ、さぁ歩くぞ!とスタートした時点で辺りはガスガスで眺望ゼロ。

すこし肌さむい感覚でしたが、歩くにつれてどんどん視界が広がってきました。

 

低山ではあるものの、ハッキリと稜線が眺められて、また神戸の街並みや海の景色も堪能できて、贅沢なお山です。

7月中旬に歩いたこの日、山の中の最高気温は25℃ほど。森の中を吹く風が汗を冷たくしてくれて心地よかったです。爽やかとはまさにこのことですね~。

 

この日は平日でしたので、全行程ですれ違ったのは数人程度。

自分たちだけの森の時間。なんとも贅沢ですよね。

 

ニッコウキスゲの鮮やかな黄色。すき。

 

時々このような地図が設置されています。

 

神戸ゴルフ倶楽部。

 

紫陽花もうつくしい。

 

始発のケーブルカーにたくさんの小学生が!聞くと山の中に小学校があるとのこと!全然知らなかった!ケーブルカーに乗って通学って、毎日遠足みたいですよね。笑

 

とっても礼儀よくケーブルカーに乗り込む小学生たち。

 

六甲山山頂へ

ロードバイクでも幾度かヒルクライムをしたことのある六甲山山頂に到着。

コースでいうとだいたい1/3ぐらいです。10時過ぎに着いたのでスタートしてから100分ほどで到着。朝食も早かったので有無を言わさず昼食スタート。

 

私は持参していたおにぎりとスーパーのお惣菜、友達は素麺をもってきていました!おいしそう!

自転車に乗っている時もそうですけど、トレイルや登山時も小腹、いやめちゃくちゃお腹が空くんです。

あっという間に完食。

 

ここでの撮影はマストですよね。

 

阪急宝塚駅 到着

宝塚駅の少し手前、標高300mにある塩尾寺(えんぺいじ)を下った先にある展望台からの景色が爽快すぎました。

 

 

朝8時20分から歩き出し、幾度かの小休憩をはさみ六甲山頂でランチをし、マイペースに歩き続けること3時間半、とうとう宝塚駅にゴールしました~。

 

 

到着したのが14:30 頃だったので、17kmをトータル6時間で歩ききりました。ゆっくりすぎる?笑

汗ダクでベトベトだったのでトイレでTシャツを着替えて、とにかくいったん体を冷やそう!ということで、宝塚で人気のたからづか牛乳 ソリオ宝塚店 へ。

 

 

 

アイスクリーム、小さく見えますがたっぷりの量が入ってます。でも多分あと3つは食べれたな、と思うほどおいしかったです。

牛乳が有名なのかしら。

宝塚歌劇団のスターたちのお写真がたくさん飾られていました。

 

総評

全体的に歩く道は整備されていて、ガレ場などもなく危険個所はないので、個人的にはソロで歩いても問題ないかと思いました。※数か所のみ、雑草が肩あたりまでのびていて地面が見えなくて探り探り歩いた箇所もありました。

真夏は暑いけれど、街中にいるよりは絶対的に山の中のほうが涼しいので、真夏もオススメです。※虫よけスプレーは必須。

休憩できる所は、どちらかというと前半に集中しているかと思います。※トイレ事情ですが、私たちが最後にいったトイレは六甲山頂でした。※塩尾寺に使えるトイレはないと思います。

後半は少し腰かけができる木などがあれば休憩も可能ですね。実際私たちも涼しい風が吹く森の中で温かいコーヒーをいれていただきました。おやつもむしゃむしゃと。

私には41kmを一日で歩く体力がないので分割していますが、早朝から夜22時まで一気に歩いたという知り合いもたくさんいます。みんな本当にすごいな、感心しかありません。

自分の歩ける範囲で、無理をせずその日の体力と相談しながら、が楽しくて良いかと思います。

静寂な山の中を歩く。

私にとって大変贅沢な時間です。

その時の悩みや考えを悶々と落とし込んでみたり、逆に何も考えず「無」とともにただ歩くことに集中したり、時には友達としょうもないことを言い合いながら大笑いしたり・・・

人それぞれの方法で楽しむことができる登山やトレッキング。

これからも確実に私の「好きなこと」として、続けていきます。

次はどんな山に登ろうかな。

 

歩き終えた時、両足がじんじんして翌朝は筋肉痛になりましたー。まだまだ歩き方が良くないんでしょうね・・・

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