2025道東自転車旅【其ノ三】

自転車旅

清里町を離れてふたたび網走へ

一昨日のキャンプで一睡もできずオール明けで1日をすごしたため、昨晩10時間以上爆睡。

最終目的をふたたび網走とし、チャージ満タン出発です!

まずは清里町の少し東側、斜里郡斜里町来運に鎮座する「来運神社」へ。

「運が来て願いが叶う」場所。ステキな響きです。

 

創建は明治32年(1899年)、地元住民たちによって神事が行われる場として建立されました。アイヌ語で「ライクンナイ(死者の沢)」と呼ばれ、古くから聖地として崇められてきた場所。

ずっと来たかった名水スポットです。

境内では毎分約5トンの伏流水が湧き出しており、年間を通して約6℃に保たれているのだとか。

北海道の冬でも凍らず汲むことができるそうなので、真冬も見に行きたい。

鳥居をくぐり、自然のまま整備された参道を200〜300m進むと本殿へ。

余計に手が加えられていない森林が深呼吸を誘います。とても小さな神社で訪れる人も少ないせいか、神聖な空気がそっと流れているような雰囲気でした。

ペットボトルなどを持参すれば水汲みが可能だったとは知りませんでした。

次回はぜひとも!

 

 

オホーツク海沿いの自然スポット

来運神社を離れ、シトシト小雨が降る中、小清水町で補給&休憩ののち、

「じゃがいも街道」にやってきました。

 

 

しばらく走っていると、「じゃがいも街道特産物販売所」なるところを発見。

時期的に販売所はcloseでしたが、いつかここでじゃがいを買って食べてみたい。

おいしいよねきっと。

そしてさらに244号線を北上、オホーツク海沿岸の町、浜小清水町へ到着。

浜小清水町は、小清水原生花園や濤沸湖(とうふつこ)、藻琴山などの景勝地の宝庫です。

海・山・湖を一度に楽しめるアウトドアの拠点として楽しめる町。

まだお花が見れる季節ではなかったので、次訪れる時は広大な敷地に咲く花々を見てみたいですね。

大好きな、mont-bell のオホーツク小清水店 もあり、楽しくお買い物ができました。

道の駅「はなやか小清水」が隣接しているので、お土産選びにも最適です。

この日は強風&曇天ときどき雨、というお天気でしたが、奇跡的にも追い風(神様ありがとう)で、足を上げていても自転車が勝手に動いてくれるという自転車乗りには、

理想的な状況。

土や雨の香り・鳥たちのさえずりを感じながら、風光明媚な区間をゆっくりと進むことができました。

 

 

途中、オホーツク海に一番近い駅となる「北浜駅」にも立ち寄りました。

北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅で、 単式ホーム1面1線をもつ無人駅です。

 

 

1924年に開業した木造の駅舎はとってもレトロな雰囲気です。

待合室の壁や天井には、旅人たちが残していった名刺や切符、メモなどが所狭しと飾られています。

駅舎内には、喫茶「停車場」という喫茶店があって、カレーとかラーメンが食べれるそうです。

 

ジンギスカンランチ

朝から補給食なしで走っていたので、気が付けば超空腹。

網走へ向かう道中にある、網走原生牧場観光センター 敷地内にある牧場レストランで、ジンギスカンを食べてきました。

 

 

やわら~かラム肉は、まったくクセがなくてとっても 美味!

付け合わせのお野菜も新鮮でごはんもふっくら~!

おいしくて夢中でかきこみましたので、瞬殺で完食。

今でも写真みると、ヨダレでます。笑

 

レストランの通常営業時間は、11時~21時まで。

定休日は、祝祭日を除く毎週火曜日です。団体や宴会の予約もできます!

ふっくらラム肉、ぜひ食べてみて!

 

レストランの中には動物たちの剥製がたくさん展示されていたり、その横にはちょっとしたお土産コーナーもあったりしていろいろ楽しめます。

お店のスタッフの方々がとてもあたたかく迎えてくださり、無駄のないスピーディーな動きでお店が回っていました。

店主のおとうさんが馬についていろいろと教えてくださり、「へぇ~」の連発でした。

 

ガオォォーーー

 

牧場内にはアルパカや羊たちもいて、子供たちがとっても楽しそうに草を食べさせていましたよ。

 

いまにもツバを吐きそうな顔。笑

 

ほかにも、森林浴公園やパターゴルフ場があったり、乗馬体験もできるそうです!

乗馬は予約必須なので、気になる方は是非チェックしてみてください~🐎

乗馬問い合わせ→ 受付はご担当の小西様まで TEL090-3897-5387

網走到着

網走原生牧場観光センターからは、20分ほどで網走市内に到着です。

この旅最後のお宿は、民泊 網走 海の太陽 です。

こちらは、26年間学生たちの下宿を営業していたお母さんが、新たに民泊として再出発されたお宿。

閑静な住宅街にあり、1人1部屋の個室で自分のお部屋のように過ごせます。

お宿の周辺には、徒歩圏内に飲食店やコンビニ、スーパーマーケット、郵便局などがありめちゃくちゃ便利。もちろんお宿にはお風呂・洗濯機&乾燥機もありますので、旅の汚れもおまかせ。

広い駐車場はもちろん無料です。

さあ。夕食のお時間がやってきました。お母さんが丁寧に作ってくださったお料理をいただきます!

 

大きな牡蠣はもうトロットロで甘さMAX!めっちゃウマでしたー(ϋ)🌈

網走というばホタテ。こんな甘いホタテは初めて。

ふっくらおいしい特大開き

 

なんとこの超豪華なお夕食セットで、一泊の料金が・・・・

 

おひとり様 10,000円(税込)ポッキリ!!!!

 

信じられない料金設定です。

なんとも驚異的に美味しい海の幸を、たくさん振舞ってくださいました。

食べきれないほどの量ですので、お覚悟を。笑

お宿のお母さんやゲスト達とおしゃべりしながら頂くお食事の時間は、かけがえのないものになりました。

実家に帰ってきたような感覚といえば良いのかな・・・旅の終盤の疲れた体を癒してくれましたよ。

 

朝食500円

 

こちらの朝食は一人500円です。またまた嘘みたいな料金設定です。

これがまたおいしかった!

おかあさん、お世話になりました。また会いにいきます!

 

旅を終えて・・・

自転車旅としては2度目の北海道。

ゴールデンウィーク中に大雪が降って監獄状態になったり、一睡もできずにヒルクライムしたり・・

お天気に恵まれずにテンションだだ下がりになった日もありました。

今回はキャンプ道具一式を積載しての初めての自転車旅だったので、いろいろ慣れないこともある中、総合的には「旅」をしっかり満喫できたのではないかと思います。

悪天候でうまく予定が進まなかったり、楽しかったりしんどかったり、たくさんの感情がうまれる中で、どれもがすべて自分だけの時間として間違いなく蓄積されていくことが愛おしくて仕方がないのです。これぞまさに唯一無二

頭と体が動き続ける限り、ずっとこの「旅」を続けていくことができれば、それはもう最高の人生なんだと、確信しています。

 

北海道、また必ず帰ってくるからね。

 

ありがとうございました!

 

 

次の北海道は2025夏!どんな旅になるのやら~

ワクワクが止まらない(ϋ)🌈

 

 

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